AIの普及によって上記のような漠然とした不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
結論として、事務の仕事がなくなることはないですし、今仕事をしている人が急にクビになることもあり得ません。
ただ、目の前にある仕事をルーティン業務としてこなすだけでは、その仕事は確実になくなります。
そうならないために、今からやっておくべきことを考えておきましょう。
- 職歴のほとんどが事務職の事務職歴11年
- 3年続けていた仕事内容の6割がロボット化
- 事務職は卒業して社内異動→マーケティング担当へ
- コロナ禍期間にWebマーケティングの勉強を始める
よかった。なくならないんだったら安心してこのまま続けられるなあ〜
世の中がどんどん変わっているんだから「このままで大丈夫」と思考停止してもいいなんてことはないよ!
でも今後どうなるかなんて誰にもわからないんだし、仕方ないんじゃない?
自分自身の興味関心を広げておくだけでも他の人に一歩リードできる。常にアンテナを張って動けるようにすることが大事だよ!
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「事務職はなくなる」と言われる理由
冒頭に書いた通り、わたしは事務職を卒業して2年ほど経ちますが、みなさんに「事務職はやめた方がいい」と言いたいわけではありません。
事務職はどんな仕事においても絶対必要になるので、急になくなることはありません。ただ、「この先10年後も同じ業務内容があるか?」というとその可能性は低くなります。
具体的には、このような変化が今も起きています。
AI導入による作業の省略化
大企業を中心に、これまで手作業でやっていた書類作成やデータ集計など、徐々にAIが自動で行ってくれるようになっています。
これによって人間の手間を減らし、ヒューマンエラーのリスクを低減し、作業の効率化を図ることができます。
また、AIは24時間体制で作業が可能であるため、時間の制約を受けずに作業を進めることができます。
デジタルツールの普及による変化
クラウドストレージを使った文書管理やオンライン会議ツールを活用した遠隔会議など、場所や時間を選ばずに業務が行えるようになりました。
また、タスク管理ツールやプロジェクト管理ツールを使った業務の進捗管理やチーム間のコラボレーションも容易になっています。
デジタルツールが普及したことにより、事務作業は効率化され仕事自体が変化しています。
「ほんとに仕事が減ってるの?」実際の現場で見てきたこと
そうは言ってもぼくのいる会社は大企業ってわけじゃないし、そこまで変わることはない気がする
わたしの会社も中小企業ですが、2021年頃から実際に請求書・支払い書の作成やデータ集計作業はほとんどRPAというロボット作業に変わりました。
業務が変わったばかりの時は不具合の対応なども多かったですが、1年もすると問題なくまわせるようになってきます。
※RPAは、「ロボティックプロセスオートメーション」の略で人間に代わって作業を実施できるAIや機械学習等を含む認知技術を活用することです。
手作業がなくなった代わりに、サービス企画部などでプロジェクトを進行したり、RPAの管理や新たな指示などの業務が増えました。
また総務省からは、下記のようなデータも出ています。
引用:厚生労働省Webサイト 労働政策審議会労働政策基本部会 報告書https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000521811.pdf
今現在変わらずにできている仕事も、今後は必要がなくなり、事務職に就く人の数が仕事量を上回ると予想されています。
これに比例して求人数も減っていく、または実際に減っているという声もあります。
事務職が生き残るためにするべきこと
長年事務職に就いている人・これから事務職に就く人がどうすれば仕事を失わずにいられるでしょうか?
結論としてまずは、AIにできなくて人間だからできることを活かして「その道のプロ」になることが必要です。
AIにできないことって、なんだか難しくない・・?
大丈夫!ルーティン業務を何も考えずにこなすよりは難しいかもしれないけど、しっかりと今ある仕事に向き合えばできることばかりだよ!
「あなたがいないと困る仕事」に積極的に取り組みましょう。
具体的には下記のようなものがあります。
・AIへの指示役
・新規提案、業務改善
・コミュニケーション
AIへの指示役
AIは人間の指示がないと働くことができません。
指示を出すには、業務のゴールや逃せないポイントを抑えることが必要です。
業務の意図をしっかりと理解し、仕組み化できる人材になりましょう。
新規提案、業務改善
現状の環境から、「今していないけどあるべきこと」や「今やっていることで何が足りないのか?」などを考えて提案ができるようになりましょう。
コミュニケーション
AIはデータや情報を処理する能力が高いですが、「経験や思い出」を持つことやそれらを活用することはできません。
自分の経験を振り返り、過去の成功体験や失敗体験から学びを得て、業務課題に活かすことができます。
上記のような役割ができる立場になると、自然と年収もアップします。
他の職種と同様に、単純業務を繰り返すのではなく、その道のプロとなるのが大事!
「プロ」になることで仕事を任せたいと思われる人になれます!
事務職のやりがいについてまとめた記事はこちらにもあります。
AIのおかげで○○できるようになった人になる
先日、私の会社で「個人で自主学習をするか?」という話になったとき、ほとんどの社員には、読書含め自主学習の習慣がありませんでした。
おそらく、多くの会社員は何らかの自主学習をする習慣がないのでしょう。
(そういうわたしも3年前まで特に何もしてませんでしたが・・汗)
事実、総務省のデータでも日本人の平均学習時間は「1日平均13分」と出ています。
引用:総務省 1日の生活時間の配分 https://www.stat.go.jp/data/shakai/2021/pdf/youyakua.pdf
つまり、「1日13分」以上自主学習をするだけで平均以上になることができます。
「13分」と聞くとなんだか簡単そうに聞こえませんか?
AIが業務を代行してくれる時間を活用すれば、何らかの学習を始めることは可能ですよね。
「AIに仕事を取られる」のではなく、「手があいた時間を学習に」まわして、新しい仕事のスキルを身につけましょう。
例えば、手があいた時間を使って業務に関連する「資格勉強」をしたり、終業後に「副業」を始めるなどできることはたくさんあるよ!
新しいことを始めるのに迷ったら、こちらの記事も参考になります。
事務職はなくなるのか?不安に感じたら自主学習を始めよう
今は変化がとても早い時代です。
断言しますが、私たちの生活も変わっていくように、仕事内容も変化していきます。
これまで通りの過ごし方をただ続けるのではなく、できることを増やす努力が個人レベルで必要です。
- AIへの指示役になる
- 新規提案、業務改善ができる人になる
- コミュニケーション役となる
誰にも取って変わられない仕事ができるようにこつこつと努力していきましょう。また、
「1日13分以上学習すると平均以上」の人材になれます。
日々の時間を有効に使って、一緒に新しいことにチャレンジしていきましょう!
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「事務職って、将来性なくなる仕事なの?」「このまま会社にいられなくなるの?」