先日わたしは転職活動をして、約3週間で転職先が決定しました。
転職先は、希望していたWebのコンサルを行っている企業です。
こんな人に読んでほしいです!
- 30代の転職は厳しいと思っている
- 自分には、転職に使うスキルがない
- 今の仕事に納得がいかない
- 「転職する」と言うと家族に反対される
「転職しよう」と思っていてもなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
そんなわたしは、この転職までに5年くらい足踏みしました・・・(笑)
慎重派なために、行動までにとてつもなく時間がかかってしまいました。
わたしと同じような方がいたら、ぜひ読んでいただきたいです。
- 30代半ば
- 職歴多めの転職5回目
- Web業界未経験
- 29歳の転職で「これがラストチャンス」と言われ今でも納得がいってない
- 東京在住
- 武器は、希望業界に近い業務を一部担当したこと
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30代の転職は厳しい?【気にしない】
わたしが転職に挑戦したのは、35歳になってすぐです。
なんと、転職活動開始からわずか3週間で内定をもらい、1週間ほど悩んだ結果、入社意志を伝え転職活動を終了することになりました。
そこで思ったのは、転職において年齢の壁は、それほど大きくないと思いました。
というより、何歳でも転職はそんなに普通甘くないし、やるべきことは一緒だと思いました。
30代の転職、「年齢の不利」について言う人は一定数いる
今回の転職でも、相談したエージェントさんからは「転職回数の多さ」「年齢とスキル面での評価」が厳しいかも。
と言うお話はありました。
わたしは未経験業界への転職を希望していたので、実務でのスキルは不十分でした。
さらに20代と違い、30代半ばという年齢・・・
条件は悪いですが、これを理由に転職を諦めるのはもったいなさすぎるんです。
以前、20代の転職でも「これが最後のチャンスだね」と言われた
というのも、前回わたしが転職活動をしたとき(当時29歳)も「転職はこの年齢なら最後のチャンスだね」
というエージェントもいたのです。
その時わたしが思ったのは、
「23歳で就職をして、仕事を変えるのは29歳が最後って本気で言ってるんですか?この先も、やりたいことなんてもっと変わってく自信がありますけど。」
でした。
わたしは70歳、80歳まで働こうと思っています。
それを29歳でラストチャンスなんて無理な話だと思いました。
そのときの転職でも、この会社に5年か10年くらいいられればいいなという程度の認識でした。
実際、6年半勤めたので、わたし的には上出来です。
30代の未経験業界・業種の転職は、「遅い」「無謀」などいろいろと論じられていますが、気にしないでOKです。
「人生100年時代」を上手に生き抜く方法なら、絶対読んで欲しい本があります
30代の未経験業界転職、特に見られるポイント
転職活動時、わたしが意識したアピールポイントなどをご紹介します。
前職の実績
現職でやったことが「高く評価された」「何かの役に立った」という、経験談をもとにしたアピールが必要です。
ポイントは
・主体的にしたこと、そして評価されたこと
・新しく入る会社でも使えるという再現性
です。
わたしの場合は、今までいた会社(現職とします)で
・自ら手を挙げて、Webサイト担当というポジションに異動しました。
・そこで、社内の意見を取りまとめて外注先のWeb制作会社へ指示を出すディレクターポジションを担いました。
といったポイントでアピールしました。
現職はWeb業界の業務と少し離れているのですが、Web系の会社への連絡の窓口となっていたことを実績として話すようにしました。
現職でどんな働き方をしているのか、人柄をわかってもらうためにも大切な内容です。
ポータブルスキル
コミュニケーション力や企画提案力、調整力などのことで、これらは実績として見えにくい部分です。
ただ、正直採用側として一番欲しいものがこのポータブルスキルだと思います。
なぜなら、これができればどの仕事でも非常に助かるからです。
現職までの仕事の中で役に立てることができて会社に貢献ができた、そして今後も活かせることをアピールします。
わかりやすいエピソードを用意し、採用側にイメージしてもらいやすいようにします。
なぜ転職したいのか?なぜ未経験業界なのか?のストーリー
未経験業界・職種で転職したい場合、これはかなり重要なポイントになります。
採用側は、未経験者が相手の場合「この仕事について本当に理解しているのか?」と不安に感じています。
未経験者は、「業界にちょっと憧れただけなのでは?大変さを理解できているのか?」と不安に思われる部分を、ストーリーをもとにうまく主張していく必要があります。
わたしの場合は、
・事務職をやめることを決意してから独学で2年間Webマーケティングを勉強し、異動のチャンスを活かして、本業で少し経験できたというきっかけを伝えました。
・また、転職理由については、専門業界でもっと深く携わりたいと話していました。
本気でこの業界・職種に取り組んでいきたいという意志を伝えましょう。
資格は転職に役立つ?
資格はもちろん「ないよりもあった方がいい」です。
一方で「資格だけあっても実務経験がないと無駄」という声もありますが、それもその通りだと思います。
資格は第一優先ではないですが、準備する時間的余裕があったら取得しておきましょう。
わたしの場合は、
本業で専門的にできる部分を補うために、資格を取り続けていました。
応募書類の資格欄の数は、14種類。
数が多いことで「努力をしてきた」アピールにはなっていました。
本業で何かしら活かしたなどの説明ができるとベストです。
わたしは現職を続けてもスキルが伸びないと思い「この環境でできることは何か?」と考えた結果、多くの資格を取っていました!
取得した資格レビュー記事もこちらにあります
30代未経験業界への転職を成功させるコツ
実際に、転職活動を「苦しむことなく」また「途中でやめない」ためにわたし自身が気をつけていたことがあります。
これから転職を検討される方にも、ぜひ気をつけて進めていただきたいです。
優先順位をつけること
この転職で成し遂げたいことは何なのか、優先順位は必須と言えます。
例えば、給料・仕事内容・職場環境・雇用形態・ワークライフバランスなど・・・
人によって優先順位は違うはずです。
わたしの場合は、
給料は下がってもOK、ただ仕事内容だけは譲れないという前提で就活を始めました。
どれも満足のいくパーフェクトな職場はほぼなく、妥協点は必要です。
給料面でも、最低でも○○万円など妥協できる範囲もあらかじめ決めるといいよ!
現職を続けながら就活すること
現職を続けながらの就活は何が一番いいのかというと、不採用時のメンタルにとてもいいです。
お祈りメールがくると、どんな人でも残念な気持ちになります。
第一志望なら当然ですが、そこまで入社したい気持ちが強くなかった企業の場合でも、不採用通知はやっぱり凹みます。
そんな時に大切なのは「ま、いっか次々」という切り替えの早さです。
在職中の就活なら「ま、失ったものは何もなくて、何も変わらないだけだな」と思えます。
これは本当で、「不採用」で落ち込んだ際も、目の前に現職の仕事があった日、「とりあえず仕事しよ」と早急に切り替えられました!
実は「現職の状況が少しいい時」が転職のしどき
現職で何かあった時に「もういやだ、転職したい!」「理不尽でやってられない」
なんてことありますよね。
ただ、実は現職でメンタルがぼろぼろになっている時に転職活動をするのは、あまり良くないという風に言われています。
転職活動では、考えていることを面接先の企業へ伝えなければいけません。
心の状態が良くない時は、頭の中を前向きにするのも難しいものです。
面接って、意外と内面がもろに出ます!
取り繕っていても、言葉の端々に後ろ向きなものが出たり。
転職活動 最初の一歩が踏み出せないときは
「転職をしたいと思っていても、なかなか踏み出せない・・・」その気持ち、痛いほどわかります。
わたしは、転職を5年も悩んでいた人ですからね!(笑)
そんな方は、小さな一歩踏み出すことをおすすめします。
1人で悩んでも答えが出ないことは、誰かに聞いてもらうのが一番です。
エージェントの面談を活用する
エージェントの面談は、わたしの場合、転職活動を始める「スタートダッシュ」にとても役立ちました。
おすすめは、深く考えずにエージェントとの面談の日程を一度決めてしまうこと。
面談はどこも無料でやってくれると思いますので、気軽に申し込めます。
わたしの場合、
転職活動のファーストステップとしてやったことは、「リクルートエージェントとの面談を1週間後に設定する」でした。
わたしはリクルートエージェントとの面談を1週間後に設定し、面談の日程確定後、急いで書類を作りました。
※もしもこの書類が半分しかできなかったとしても、エージェントから怒られることはないと思います。
エージェント面談の日程を取り付けた時の興奮を思い出します・・・
たったそれだけなのに、すごく大きく進んだ気分です!
一度面談をしてもらうと、自然と次にすべきことは見えてくるものです。
無料でやってくれる転職エージェントの面談は、本当にありがたいです。
わたしの場合、下記の転職サイトを活用しました。
ビズリーチ:面接への進みやすさNo.1でした!
リクルートエージェント:エージェントさんの手厚いフォローが心強かったです。
リクナビNEXT:紹介数の圧倒的な多さ。企業を自分で探したい人におすすめです。
BuzzJob(バズジョブ):Web系転職に特化しているエージェント。面談で親身になって対応してもらえます!
この中のリクルートエージェント、BuzzJobのエージェントと面談をしてもらいました。
相手は転職のプロですので、お話をした後はかなりわたし自身頭の整理もできていました。
自分に合うエージェントを見つけるということも大事。
面談しても「なんか合わない・・・」と感じたら別の担当にしてもらったり、他の会社のエージェントの面談もやってもらおう。
転職仲間を見つける
転職に関して、現職の職場仲間に話せる人は多くないと思います。
おすすめは、副業をしている人などが多いオンラインサロンで繋がりを作ることです。
わたしの場合、
Webマーケティング向けの転職だったので、Web制作関係のコミュニティに入っていることで仲間に大変励まされました。
わたしは下記のWeb業関係コミュニティに入っていますが、共通しているのは転職や副業など、挑戦している人が驚くほど多いことです。
- Code Begin(Web制作):主催 みったにさん(創設はマナブさん)
- Codolife(Web制作営業支援):主催 はらさん
- ABCオンライン(ブログ):主催 ヒトデさん&なかじさん
コミュニティでは、会社の人とは全く違う考えを持つ人たちに出会ったよ!
これらのコミュニティに入ったことで、ほんとうに人生が変わったと思っています。
同じベクトルで話せる人が増えるととても心強いので、コミュニティなどで繋がりを作れると◎。
以前、Code Beginの創設者マナブさん著書「億を稼ぐ」については、レビュー記事を書きました。
わかりやすい言葉を選んで書かれているので、どなたにもおすすめです
Twitterでも励まされたこと
また、下記のツイートのような応援ももらいました。
コミュニティ仲間の忍さんは「自身が47歳未経験で、Webマーケティング業界に就職をしたからいけるよ!」と、励ましてくれました。
転職活動中は、何度も「無理かな、やめようかな」という気持ちも湧いてしまったのですが、応援されて本当に心強く、頑張ろうと思えたんです!
他にも、何人もの人によく相談にのってもらいました。
また、Twitterやコミュニティ仲間の前で転職を宣言した手前、後戻りできないと思い続けられました。
1人じゃないと思えることも、転職活動をうまく進めるためのコツだと思います。
どのようにしてコミュニティに入ったのか、活用方法などはこちらの記事でも紹介しています。
転職へのチャレンジに否定意見はつきもの
家族や身近な人に転職を伝えると、多くの場合、
「一旦考え直したら?もうちょっと頑張ってみたら?」
という声が返ってくるのではないでしょうか。
まわりの人は、本当にあなたのことを思って、心配して声をかけてくれています。
だからこそ無下には答えられないのですが、その心配がチャレンジにフタをしてしまいます。
特に日本にいると、「1つの会社に長く所属すること」は大事なことのように言われます。
否定派の意見への対応としては、
自分の中でしっかりと考えた後で、決定事項として伝えるのがベストだと思います。
迷ってしまい、気持ちを決めることが難しい場合、前段で紹介したようにコミュニティなど、転職経験者が多い環境に入ってみるといいでしょう。
直近の経験者の話を聞くことで、ゴールへのイメージがつきやすくなるよ!
30代未経験業界の転職、諦めるのは簡単だけど・・・
30代の転職は、20代よりも失うものがあったり、ハードルがあがったりと「えいや」とできないことではあります。
- 前職の実績を作っておく
- ポータブルスキルを持っておく
- なぜ転職したいのか、なぜ未経験業界なのか納得のいくストーリー
- 資格もあるとよいが、ただ最優先ではない
上記のようなポイントをおさえて、転職の準備をしておきます。また、
- 転職エージェントを活用する
- コミュニティなどで転職仲間を見つける
など、まわりの環境を味方にしてできる限り苦しむことなく、乗り切るようにしていきましょう。
転職やコミュニティ選びに迷っている方は、TwitterのDMでもご相談お受けしています。お気軽にご連絡ください!
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【Webマーケティングの知識を噛み砕いて発信】営業100件超でWeb制作初案件粘り勝ち獲得、HP制作⏩社内Webディレクション|事務職を抜け出してWebマーケターの道を進む日々を発信します|仕事を楽しんで前のめりにやる人たちと一緒に成長したい✨|#CodeBegin (20.11)|#codolife 2期|
わたし自身、30代半ばで正直これほどすんなり転職活動がうまく行くと思っていなかったので、びっくりしました。